Client Case クライアント事例

株式会社サン・プランナー

2001年9月に静岡県沼津市に産声を上げた人材派遣企業・株式会社サン・プランナー。現在静岡県、神奈川県に4拠点で展開し年商は8億5千万円、右肩上がりで業績を上げ続ける成長企業。しかし、その順調な業績とは裏腹に社長手動のワンマン経営、コミュニケーション不全から、社長と社員との間の亀裂、No.2の不在、部門間の連携がとれないなど組織内部崩壊の危機に直面していた。5年後売上20億円のビジョンを達成するべく社内体制、組織風土改革のためにソリューション組織改革プロジェクトを導入した小松社長に話を聞いた。

どうにかしたい!でも何をしていいのかわからない・・・

―プロジェクト導入前サン・プランナー様は業績は上がっているという風にお聞きしていましたが、小松社長自身どのようにお考えになっておられましたか?

(小松社長):おかげさまで業績は上がっていました。順調と呼べる方だったのではないかと思います。しかし、いざ社内に目を向けてみると、今はたまたま業績が上がっているだけなんじゃないのかと思ったんですよね。今思えば、当時の私は社員というよりは会社や自分にばかり興味がいっており、あまりいい関係性を築けていませんでしたからね。それで、このままじゃいけない、どうにかしたい!でも何をしていいのかわからない・・・そういったジレンマを抱えていましたね。

インタビューに笑顔で答える小松社長

インタビューに笑顔で答える小松社長


―ソリューションを知ったきっかけはセミナーだったということでしたが、どのあたりにご興味を持っていただいたのでしょうか?

(小松社長):セミナーポータルサイトを見ているときに、たまたま見つけたんですよね。 実は、そのときのタイトルが「幸せな経営者という生き方」というものだったと思いますが、そのとき悩んでいたこととマッチしたんですよね。講師である小西社長が同い年だったということもあって参加してみようと思ったんです。

「理念経営」ですね、あれは非常に響きました

―お越しいただきましたセミナー「幸せな経営者という生き方」はいかがでしたか?

(小松社長):小西社長のお話も風貌もとてもインパクトありました。(笑)お話していただきました講演ですが、終了時には自分の胸をぐさっとナイフで刺されたかのような感覚になりましたね。

―ナイフでですか?

(小松社長):そうナイフで、そのときまでは危機感を感じながらも、自分自身も(経営を)そこそこやっているだろうと思っていたんですけどね。でも同い年でこんな人がいるのかと・・・。お話の中には日頃から自分が考えていることもたくさんあったのですが、なかなか行動には移せていないことばかりでした。しかし、それをまさに実践している人が目の前にいて、その言葉一つ一つが胸に突き刺さったんです。

―ちなみにナイフが刺ささったところは具体的にはどういったところでしたか?

(小松社長):お話されていた理念経営ですね、あれは非常に響きました。
社員への想いの伝え方や、その社員一人ひとりの大切さ、会社として何のためにそして、どんな方向に進んでいくのか・・・考えることから逃げていた部分ですね。
当時、弊社は離職率は非常に高かったです、私は社員は辞めていくものだという考え方でしたので、特に問題視もしていませんでした。本当に「いやなら辞めればいい」そんなくらいにしか考えていませんでした。
社員とのコミュニケーションもとれず、また私以外に幹部と呼べる人間もいない状態では組織がまとまらないのも当然ですよね。

研修で効果が上がらない事を社員のせいにしていた

―セミナー終了後にお話を聞かせていただくことになりましたが、どのあたりにご興味を持っていただけたのでしょうか?

(小松社長):そそうですね。やはりいろんな問題を自分たちで考えて解決していくことももちろん大事ですけど、実際に経験している方のお話を聞かない手はないなと。その上で自分たちの意見を加えていけばいいんじゃないかと思ったんです。真似できることは真似して、近道をしたいと考えたので小西社長にお話を聞かせていただいたんです。

―今までにコンサルティングを導入したご経験はありましたか?

(小松社長):ありました、いろいろ試しましたよ。営業会社だったので礼儀やマナー研修などもやりましたが、続かないんですよね。その時、その空間にいればできるのに、研修が終わっていざ通常業務に入ると、ぜんぜん出来てないんですよね。
そのときは社員のせいにしていましたね。やらされ感も最後まで抜けなくて「なんでうちの社員はこんなにでデキが悪いんだ!」と。
でも違いました、悪いのは社員ではなくて、その環境ができていなかったことに今回の組織改革プロジェクトを通じて痛感しましたね。

私自身のトップマネジメントのやり方に限界を感じていました

―サービス導入への不安はありましたか?

(小松社長):もちろんありました。今までやっていこうとしていてなかなか出来なかったのに、ソリューションさんが入ってくれていきなり出来るんだろうかと。理念を浸透させてそれで会社が本当に成長するのかということを考えましたね。しかし長期的に考えて、会社を大きくしていこうと思ったときにこれは必ず必要なことなんだと納得したんです。

―なるほど、ではその不安は解消されたということでしょうか?

(小松社長):そうですね。もう一つ大きかったのが、私自身のトップマネジメントのやり方に限界を感じていました。当時の私は会社や社会、社員というよりは自分自身のことばかりに目が向いていました。「小松たかゆきに1億円のお金を持たせるぞー!」みたいなことに共感する社員はいないわけですからね、そんなことにやっと気付いたんです(笑)

―確かに社長個人の幸せのために働く社員はいないですもんね。

(小松社長):普通に考えれば当然わかりそうですが、結果似たような感じになっていましたね。そんな想いで経営を行っていくのは本当に危険なことだなと今更ながらに感じたんです。ベクトルを揃えてなんて言ってましたけど、本当に言ってるだけでしたね。本を見れば書いてあるんですけど、実際分かるのと行うのでは勝手が全く違うので、その部分を解消するための投資は惜しくはなかったですね。それでサービスの導入を決めたんです。

―導入いただいたポイントは?

(小松社長):プロジェクトメンバーをつくりその中で、解決していくということですね、通常であれば社員から「どうせ社長が決めたんでしょ」とやらされ感で一杯になりそうですが、今回は自分たちで作っていくプロジェクト形式で進めていくということだったので、興味をもったんです。

今回導入した組織改革プロジェクト

今回導入された組織改革プロジェクトはまず、組織課題の抽出を行った上で、解決策をオーダーメードにて構築。6ヶ月の中で組織体制の見直し、社内システムの実行定着を目指して行った。プロジェクトメンバー各々が現状の組織を認識し、理想の組織を目指す中で経営理念を再構築し、その理念に基づく行動指針など社内制度、仕組みを策定し、理念が浸透した経営を行える組織体制の構築を目的にした。

導入サービス:組織改革プロジェクト
実施機関:6ヶ月間
対象:プロジェクト選出メンバー
担当コンサルタント:飯田元輔、飯村崇史

導入されたプロジェクトの工程表

導入されたプロジェクトの工程表

組織課題を抽出した組織診断

組織課題を抽出した組織診断


プロジェクト内容
  • 現状の組織課題の抽出  組織診断(個人適性診断・社員インタビュー)
  • 社内キックオフ(決意表明・ビジョン発表・サン・プランナー未来新聞)
  • 現状把握・理想の組織像の明確化
  • 行動指針5カ条の構築
  • 経営理念構築
  • 組織体制構築
  • 社内マネジメントシステム構築
  • 経営理念・行動指針の実践定着業務
  • 元気化発表会

実際は社員とのコミュニケーションが全くとれていなかった

―プロジェクトを進めていく上で、心配事や懸念する点もあったと思いますが?

(小松社長):ありました。私自身と幹部の距離が想像していたよりもはるかに開いていたことですね。日常業務の中では「俺はお前のことを信用してるんだ」なんて言ってましたが、実際は社員とのコミュニケーションが全くとれていなかった、まさかここまで信頼関係ができていないとは思っていませんでしたね。逆によく今までやってこれたなと(笑)私と幹部でこんな調子なのに、幹部と一般社員はどうなっているのかと考えたとき、恐ろしくなりました。組織診断の結果を見ても明らかで、いよいよかと、組織にメスをいれる決心したんですよ。

―プロジェクトメンバー選出後初めてのミーティングが理念構築合宿でした。1泊2日の中で、サン・プランナーの現状把握から理想の組織像の明確化、そして理念の構築などかなり内容の濃い時間を過ごしましたよね。振り返ってみていかがですか?

(小松社長):たくさん話し合いましたが、あのときは全員が一つになるということよりも、理解するべき人が理解したという印象でしたね。全員が全員同じレベルにということもなかなか難しいですから、結果としてはよかったと思います。

意見や想いがないのではなく、出し方や出す機会がないだけ

―飯田さんはこのプロジェクトを通してメンバーと関わってきたわけですが、この初めてのミーティングにおいてどういった印象をお持ちでしたか?

(飯田):僕はとにかく、危機感を覚えましたね。はじめにどれくらい自社に対して意見が出るのかと思っていたのですが、これが現状かと・・・それほど少なかったですね。僕の中では幹部はいないと、みんなが同じに見えましたね。少しずつ刺激を与えていかないといけないなと思いましたね。

―初めはなかなか意見が出ませんでしたが、飯田さんファシリテートのもと最終的に理念が構築されましたよね。

(飯田):確かに初めは本当に意見が出なかったですね、それでもその中から彼らや社員が大切にしていることは見つかったかな。構築された理念はみなの想いが詰まった素晴らしいものになりましたね。意見や想いがないのではなく、出し方や出す機会がないだけだったりするんですよね。

―具体的にその大切なものとはどういったものだったのでしょうか?

(小松社長):「ありがとう」というキーワードがでてきたんですよね。

(飯田):そうでしたね。仕事には誇りもってやっているんだという証拠ですね、現場はとても全うにされているんだと感じさせられましたね。この合宿で構築された理念を会社としてぜひ社会に伝えていってもらいたいですね。

合宿でのミーティング風景

組織の現状把握するためブレインストーミングで意見の抽出

合宿でのミーティング風景。組織の現状把握するためブレインストーミングで意見の抽出。カテゴライズすることで組織に対しての共通認識を持つ。

お話を伺う、ファシリテートを努めた飯田さん

お話を伺う、ファシリテートを努めた飯田さん


合宿研修にて定められたサン・プランナー経営理念、行動指針

メンバーそれぞれが日々現場で感じている気持ち、想いを抽出。メンバー間で長時間にわたって議論された経営理念は「顧客」「社員」「取引先」など関わる全ての方と「ありがとう」の心でつながっていこうとする想いがこめられており、その想いを実現するため5つの行動指針が掲げられた。

これが経営理念浸透型経営かって理解できました

―経営理念が構築されましたが、どのようにお感じになられていますか?

(小松社長):私自身、経営理念とかに興味はなかったんですよ。今思えば起業時の想いもそこまで強いものはなかったんですよね、先ほども申しましたとおり、当時は本当に自分自身のことばかり考えていましたから、でもよくよく考えると自分だけ一人勝ちなんてできないと思ったんですよね。

―一人勝ちはできないと言いますとどういったことでしょうか?

(小松社長):やはり僕が勝つためには、まず社員全員、地域社会が勝たないといけないんじゃないかと思うようになったんです。それからでないと僕は勝てないんじゃないかってそう思ったんですよ。だからこそ、同じ価値観をもった人たちでなければ、この先一緒にやっていくのは無理だと思いましたね。

行動指針

掲げた経営理念を実現するための行動指針を読み上げるプロジェクトメンバー

掲げた経営理念を実現するための行動指針を読み上げるプロジェクトメンバー

―その価値観が「ありがとうの心で結ばれる関係」というキーワードが含まれた理念というわけですね。

(小松社長):けっこう僕にとって「ありがとう」という言葉は意外だったんですよね、実は。メンバーのひとりからでてきましたけど、何気なく使ってますけど一番大事だし、一番うれしい言葉、そんな言葉をお客様からもらえる会社は素晴らしいなって思ったんですよね。理念に共感してくれれば、そこまで育ってきた環境や考え方が違っても僕は一緒にやっていけると、同じ方向を向いて走っていけると思ったんですよね。

―まさに理念浸透型の経営ですね。

(小松社長):そうですね。そうして進み始めたときに、初めてこれが経営理念浸透型経営かって理解できました。セミナーのときはわかったつもりになっていただけでした(笑)「ありがとう」のその言葉が出るまでは「僕が一番会社のコトを考えている」、そう思っていたんですけどね。でもプロジェクトを進めていくうちに、「お客様のことをここまで考えているんだ」「会社に対してここまでアツい想いを持っているんだ」と聞いてしまうと、やっぱり僕がなんとかするしかないと思ったんですよ。ある意味、僕よりもお客様のことを考えている社員の意見をシャットアウトしてきていたのがもったいなかったですよね。言ってはいたけど、やってなかった自分自身を変える、いいきっかけになりましたよね。つい日常業務に追われてしまっていて、いつかやればいいやとここまで伸ばし伸ばしになってしまっていましたからね。


経営理念を実現するための行動指針

社内マネジメントシステムを構築

理念を実現するため、サン・プランナー社員として日々どういった行動をとっていくのか、またその理念や想いを日々どのように感じ、管理するのか社内に仕組みを構築した。

社内マネジメントシステムを構築

朝礼をすることで、本当に朝にメリハリができました

―理念、行動指針になど様々社内の仕組みを構築しましたが、それができた今、小松社長の中でどういったことをお感じになられていらっしゃいますか?

(小松社長):私自身が決めたコトじゃないんで楽なんですよね!みんなから「あぁしよう」「こうしよう」とたくさん意見が出てきて、もっと早くにやっておけばよかったなと(笑) みんなにそれぞれ想いがあるんで、それが盛り込まれた仕組みは定着するんですよね。僕が決めたことだったら絶対に定着してない、そう思いますね。朝礼だってそうですね。

―朝礼ですか?

(小松社長):朝礼の効果は大きいですね。みんなそれぞれ思い入れがあるところが違って、理念から生まれた「昨日のありがとう」だとか、各人が発表する際はみな言い顔してますよ。ソリューションさんみたいに元気がいい朝礼ではないですけど、うちの味をみな出してくれていると思います。

―以前拝見させていただきましたが、御社の社風が感じられる温かい朝礼ですよね。

(小松社長):実はまたあれからアレンジして少し変わっているんですよ。
久々に朝礼に出たときに社員に「社長“今日の頑張る宣言”お願いします」なんて言われて、「そんなコンテンツあったっけ?」みたいなこと言っちゃいましたね(笑)
最近はなかなか朝礼に出れていないですが、全く心配ないですね。いい朝礼ができています。おかげさまでテレビ取材もきましたしね。

プロジェクトメンバーが朝礼のリハーサルを行う

プロジェクトメンバーが朝礼のリハーサルを行う

社員総会時に行った全社員の朝礼風景

社員総会時に行った全社員の朝礼風景


―でも導入当初は嫌がる社員さんもいらっしゃったのではないですか?

(小松社長):そうですね、でもみんながやるからやらないといけないんですよね、仕組み化されちゃっているもんですから(笑)。はじめはイヤイヤだった女性社員も、今では朝から大きな声を出すのが気持ちいいって言うんですよね。“本気のラジオ体操”なんかいいですよ、脳を仕事モードに切り替えるためにやってるんですけどね。

(飯田):ネーミングもいいですね(笑)

(小松社長):今まではお客さまからの電話がかかってきていつの間にか朝の業務が始まっているといった感じだったのが、朝礼をすることで、本当に朝にメリハリができました。 はじめは本当に嫌がってましたけどね、僕も含めて。(笑)

(飯田):昔は数字の話しかしなかったと言ってましたよね、そうしたらみんな急に目をそらすと。やはり朝礼は朝の始まりですからモチベーション高くいきたいですよね

(小松社長):数字の話は今は全くしなくなりましたね。 今は会社の理念、行動指針に沿った動きができるようにということを意識して各コンテンツについて元気に発声していますよ。認識する、頭で理解するのと口で発するというのはやっぱり違いますね。より強まります。

(飯田):不満はでたことがない!必ず満足してもらっていますからね!!そして今回この朝礼をやろうとしてコンテンツを決めたというわけではないんですよね。

(小松社長):「理念にそってこんなことをやりたい!あんなことをやりたい!」っていうのを集約したものが、そして日常業務も違う、部署も違う、雇用の形態も違う、そんな人たちがそろうのってどこだと考えたときに、自然に朝礼ができたんですよ。

―自発的に朝礼を行っている大きな理由ですね。朝礼の効果は出てきていますか?

(小松社長):朝礼ができた、朝礼をやったからといって100%の企業の業績が上がるわけではないですよね。そんなだったら日本の企業はみな伸びているはずですからね。朝礼を通して何を考えるのか、どう感じるのか、これが価値観となるわけです。そういう意味ではみな共通の価値観をもってもらえていると思いますね。朝礼を見ていれば分かりますよ。

プロジェクトを通して継続力も同時に付けてくれた

―実際このプロジェクトを通して社内はどのように変わりましたか?

(小松社長):このプロジェクトを通して様々な仕組みが構築されましたと同時に、社員が自主的に動く、考える習慣が身につきましたね。決めたことは執着心をもって動く、これはうちのひとつの強みになったんじゃないかなって思うんですよね。

―なるほど、プロジェクトを通して仕組みを構築していくうちに社員様のメンタル面も強化されていたんですね。

(小松社長):このCBMPというプロジェクトの真の効果が見えるのは、やってからなんですよ。やってる途中にはバックには飯田さんはじめ、ソリューションさんがいるじゃないですか?飯田さんが抜けてまた戻ってしまったら全く意味がないですからね。プロジェクトが終わってからは結局自分たちの力じゃないと継続しないですからね。 今回は半年にもわたる長い期間でのプロジェクト、1日や2日の研修じゃないじゃないですか?プロジェクトを通して継続力も同時に付けてくれたのかなと、そこには終わって初めて気がつきましたね、予想外の大きな収穫でしたね。

―ありがとうございます。私たちが頂いて一番うれしい言葉ですね。

(小松社長):プロジェクトが終わってから発言のレベルが変わりましたよね、 意識が個人から会社になったという感じですね。自分がではなく、会社がという話し方になった、目線が変わった感じがしますね。プロジェクトメンバー自身も自分たちが会社を変えていくメンバーなんだと、強く自覚するようになりましたよね。

フラットな組織だったのがNo.2が頭一つでた

―確かにプロジェクトを進めるごとに意識は高くなっていましたよね。通常業務においても感じられる部分はあったのでしょうか?

(小松社長):プロジェクト期間中の会議なんかは相当バチバチやってましたよ。どうなるんだろうって私があせるくらい、特に営業部門や管理部門がすごかったですね。でもお互い会議が終わると自然な笑顔で業務についてるんですよね。今までなかったんですよ、そういった話し合いが。どっちも間違ってないんですよね、でもうまく歯車がかみ合わなかった、終わってみればその調整が必要だったという感じですかね。難しいんですけど(笑)

―だいぶと理想の企業像に近づいた手ごたえはあるんじゃないですか?

(小松社長):僕自身の理想がどんどん高くなっていってますからね(笑)もちろん進んでいることは間違いないですね、でもまだまだレベルもスピードも上げていかないと、と感じています。

―一番変わったと思われる部分は?

(小松社長):そうですね、たくさんありますが、フラットな組織だったのがNo.2が頭一つでたことですね。

―具体的にはどのように変わったのでしょうか?

(小松社長):一言で言えば、今までは守りのタイプでしたね。今は自分の立場を理解して、ビジョンに向かって今を見据えられるようになっていますね。自分が今やるべきことをきっちり把握していますよね。社員ひとりひとりへの感謝であったり、大切さは実感してきていますね。あと笑顔が多くなりましたよね、作り笑いとかではなく、いい笑顔という感じです(笑)。責任感が強くなったとも感じます。逆にそうでない人間も浮き彫りになったと思いますけどね。

業務部を統括する安在部長会社を引っ張るNo.2として活躍する。

業務部を統括する安在部長。このプロジェクトを通して発言力や責任感が増し、会社を引っ張るNO.2として活躍する。

理念だけあっても行動指針だけあってもだめ

―小松社長自身にも変化は感じられますか?

(小松社長):私自身の考え方も随分変わりました。おかげで何のための会社なのかというところがバチっと決まりましたね!これから進むべき方向がより明確に決まりましたよ!

―やはり経営理念の再構築を行ったことが大きかったですか?

(小松社長):そうですね。でも行動指針も大きかったですね。理念だけあっても行動指針だけあってもだめなんですよ。理念を実践するためにこの会社の社員としてどう行動すればよいのか、何のためにその行動を行うのか、ここを明確にしているからこそ、ブレなく動けるんだと。決めることよりも継続していくことなんだと、そう考えていますね。

―プロジェクト導入後、組織も大きく変わったのではないですか?

(小松社長):はい一丸力がつきましたね。これまでは個人プレーで短期で成績を上げる人ばかりでしたね、今まで本当にたくさんいましたけどね、みんな波風立てて、嵐のように去っていきました(笑)いい経験ですけどね。会社の中に「想い」という言葉が共通の言語としてよく使われるようになりました。これはうれしいですよね。様々な場面で「これで想い伝わるの?」みたいな感じで。

教育研修は中小企業こそ委託すべきだと思います

―今回のプロジェクトを社長はどのようにとらえていらっしゃいますか?

(小松社長):社員教育は自社でやることも大事ですが、私は外部に委託するべきだと思っています。ある程度のところまでもっていっていただくのはやはり専門の企業のほうがノウハウもあるわけですから効果も、速度も早い、私たちは本業に専念して、出来上がってきたものに、私たちがさらに磨きをかけていく、そうするべきだと思いますね。大手企業は自社で教育部門を持っているわけですから別だと思いますが、教育研修は中小企業こそ委託すべきだと思いますね。社員教育していたから業績落ちましたなんて言いたくないですしね(笑)私はそう思いますね。

―プロジェクトは終了しましたが、ここからがスタートだと思います。これからのことについてお聞かせ下さい。

(小松社長):今回を通して本当に人材の大切さを学びましたので、飯田さんはうちのことも十分にわかってもらっていますから、これからも今回のようにたくさんの選択肢を出していただいて、一緒に決めていきたいですね。過去の成功事例だけに頼ってこれでいくぞというよりも、他社さんの事例やソリューションさんで行っていることなんかを参考にさせてもらいながら進んでいきたいですね。

(飯田):そうですね、選択肢は多いほうがいい。良いところはどんどん取り入れてサン・プランナー流を作っていきましょう。いまこうやって考えると本当に変わったと思いますが、実は変わったところは日々の細かなところなんですよね。それが積み重なって、今の社風が出来上がっているんですよね。継続の力は大きいですね。

(小松社長):私自身まだまだ伝え切れていない分がありますので、これからも口に出してどんどん伝えていきたいと思います。伝えれば伝えた部分だけビジョンや、理念に近づいた気がするんですよね。ただ思い出作りにやったわけじゃないので、ソリューションさんが離れてもこれからもさらにやっていきますよ。これからも宜しくお願いします。

(飯田):どうぞよろしくお願いいたします。お忙しい中、本日は誠にありがとうございました。

【取材データ】 取材日時:2009年9月16日
●企業名:株式会社 サン・プランナー  所在地:静岡県沼津市  従業員数:20名
●インタビュアー:飯田元輔(ソリューション)


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