「社長、ちょっといいですか?」
年度末、意味深な表情でこんな言葉をもらうと「なんだよ、なんか良くない話?」と内心ソワソワされる経営者様も多いことでしょう。
経営者様と話をする話題の中で、意外と多いテーマが「社員の独立」特にNo.2や幹部の独立についてです。
ご自身が経営する会社で、独立できるような人材を育てられたという証でもあるため、本来であれば、心の底から応援したいはずです。
しかし、実態は
「あいつはまだ独立できる器じゃない!」
「実は、影で会社の悪口を言っていて、他の社員にも吹聴していた!」
「わざわざ同じ商圏に店を出して、お客様を連れていった!」
と、心中穏やかではない経営者様ばかり見てきました。
一方で「裏切られた!」と感じ、トラウマやネガティブな出来事として組織に記憶され、ある一方では「頑張れよ!」と新たな組織の可能性やさらなる一体感を作る出来事となる社員の【独立】。
独立そのものが悪いのではなく、独立する人がサービスのノウハウを組織に残さず、それどころか、お客様の引継ぎすら曖昧にするといった身勝手な状態のまま突然いなくなってしまうことを防ぎたいのです。
“円満な独立”ではない、不義理とも感じてしまう独立は、ある【4つの悪循環】によって生まれてしまいます。実は、その悪循環を断ち切ることそのものは難しくなく、必ず改善できることであるとご存じでしょうか。
社員の独立を応援できるようになるということは、優秀な社員が辞めても、安定した経営ができるということです。
今回は自社の経験をもとに、4つの悪循環を明らかにして、“円満な独立”のヒントをまとめた小冊子を作成しました。
この小冊子は本文の3つのワークシートを活用します。印刷される際、A3サイズの小冊子印刷または1ページA4印刷されることをおすすめします。
育成・採用・離職対策等、テーマ別にノウハウをまとめた資料が無料でダウンロードできます。
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