11/9 一般受付を開始しました。
本セミナーは、「社員の力」で他社と差別化したいと考えつつも、ご自身の想いが社員に届いていないと感じる中小企業の経営者様に対して、理念経営の効果とその方法を学ぶことができるセミナーです。社長も社員も納得できる理念の作り方を始め、理念を通して社員が自ら成長するように変わるまでのステップも具体的な事例をもとに学ぶことができます。
☑ 社員の対応で気になる部分が最近多くなっている
☑ 社員は真面目だが、まだまだ物足りないと感じてしまう
☑ 今はそこまで悪くないが、会社の3年後を考えると不安になる。
☑ 先のことを考えると、何かしら手を打たなければと内心焦ってしまうことがある。
この数年、会社を成長軌道に乗せられている経営者ほど、
頭は非常に冷静で、その分大きな不安が渦巻いている傾向にあります。
それは、“その後の未来”がすでに見えてしまっているからでしょう。
2016年4月14日・16日に熊本地震が発生しました。
2011年に発生した東日本大震災から5年ぶりに震度6弱以上を観測する地震で、多くの方々が被災されました。
その一方で、震災後に必ず訪れると言われるのが、震災直後の「特別融資」や「震災特需」による「復興バブル」と呼ばれる現象です。
熊本も同様に、震災後の復興の動きにより、様々な需要が上がり、2017年10月には「バブル期の水準に近い状態にある」と、日本銀行熊本支店の倉本勝也支店長が発表されています。
しかし、バブルは必ず崩壊します。
事実、2011年の東日本大震災では、震災後プラスに伸び続けていた県経済成長率(実質)が、4年後の2015年度にはマイナス1.2%と下がってしまったという調査結果が明らかになりました。
※2018年3月発行 福島県企画調整部統計課「平成27年(2015年)度 福島県県民経済計算概要」
また1995年に起きた阪神・淡路大震災では、震災後わずか2年後の1997年度には、県経済成長率(名目)がマイナスとなり、その後7年間は、ほぼマイナスをキープし続けるという事態に陥りました。
熊本でも、震災数年後に訪れる「復興バブルの崩壊」は、必然なのです。
他社の追随を許さないほどの圧倒的な商品力があったり、AI技術を活用したインターネットビジネスであれば、話は別ですが、
顧客と接しながら販売していくビジネスでは、不景気であっても売れるかどうかは、
「販売する社員に魅力があり、信頼できるかどうか」
にかかっています。
なぜなら、物と情報が溢れた今の時代では、商品単体での差別化は困難になり、
「何を買うかより、誰から買うか?」「何を買うかより、どんな体験を買うか?」が重視されているからです。
「社員一人ひとりが、お客様を想い、創意工夫し続けられるか」
これが、バブル崩壊後も成長できる企業と、できない企業の大きな分かれ道なのです。
多くの経営者が、「お客様に対しての社員の対応」の重要性を肌で実感されていますが、
意外と、現場と社長の想いにギャップが存在している企業は、少なくありません。
こんなことを感じたことはないでしょうか?
「自分が大切にしていることを従業員に伝えても、思ったように伝わらない」
「いつも指示や注意をしているが、“いつも”伝えないと従業員は動かない」
個人としては熱い気持ちを持っていて、求心力もあるのに、
チームとして成果を出せない経営者には、ある共通点があります。
それは、
「大切にしたい自分の想いを、形にできていない」
ということです。
ご自身が大切にしたいこと・社員に大切にしてほしいことはたくさんあるものの、
上手く言葉にできず、思ったその都度で社員に伝えているので、
伝える度に、伝える内容に少しずつズレが生じてしまいます。
その結果、社員からすれば、
「社長の意見は、コロコロ変わる!」
「社長の気分を害さないように、無難にこなそう」
と社員は、経営者の顔色を見ながら、「怒られないための仕事」をするようになってします。
そんな状況では、お客様のための創意工夫が社員から自発的に生まれるはずはありません。
しかし、トップの想いを形にし、理念を掲げることで、社員でも判断できる軸が生まれ、
「うちの会社の大切にすべきことはこれだから、この動きをしてみよう!」
「社長の気持ちを考えれば、もっとこうしたら会社は良くなるのでは?」
と、社員の働く姿勢は、驚くほど変わるのです。
「鈴木電設株式会社」という会社をご存知でしょうか?
今では、太陽光発電システム事業で熊本県No.1の会社ですが、
この会社の鈴木健太代表取締役もまたご自身の想いと現場とのギャップを感じていた経営者の一人でした。
事業としては伸び盛りだが、会社の今後を考えると不安になり、
現場での社員の姿勢を見ると、心配になる・・・。
何よりも、毎日社員も一緒に唱和されていた「理念」に関して、
一番“しっくり”来ていないのが経営者である鈴木氏ご自身であることに強い違和感を覚えていたのです。
「他社の真似でもいいから!」と経営者仲間に助言され、掲げた理念を、
会社の重要指標として社員に浸透させようとしているが、自分は熱を持って話せない・・・。
むしろ自社の理念を、社員の口からお客様に伝わることが、恐ろしいと感じることもあったほどでした。
しかし、あるきっかけから、
「鈴木電設として、全社員共通で大切にしたいことは何なのか?」
再度、理念を見直し、定めることで、同社は大きく変わりました。
鈴木氏は、自信を持って理念を語ることができ、
その想いに共感された社員は、ご自身で考え、行動するように変わったのです。
結果、お客様に喜ばれるサービス提供ができ、同社の営業利益率は向上するだけでなく、それまで何度取り組んでも上手くいかなかった5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)も徹底できる会社に変わりました。
そして、会長との関係も良好になり、古参社員を巻き込みながら、スムーズに事業承継をすることが可能になったことも大きかったと鈴木氏は言います。
今回は、そんな鈴木電設株式会社の鈴木健太氏本人より、ご自身の想いを「理念」として形にすることの重要性と会社に与える効果、そして理念を全社員に浸透させるためのステップをお伝えいただきます。
残念ながら組織は一朝一夕で変わるわけではありません。
そのため、熊本の復興バブルが崩壊してから、着手するよりも、
今このタイミングで何をすべきかを学ぶことで、今後不況であろうとも成長し続けられる会社へ変化するための布石を打つことができるのです。
ぜひ、そのきっかけを掴みに、ご参加いただけることをお待ちしております。
鈴木電設様がどのように変化されたのか?そちらをショートムービーでまとめております。
ぜひご覧ください。
講演
鈴木 健太 氏 (鈴木電設株式会社 代表取締役)
講演
長友威一郎 (株式会社ソリューション 代表取締役)
質疑応答・パネルディスカッション
長友威一郎 (株式会社ソリューション 代表取締役)
鈴木 健太 氏 (鈴木電設株式会社 代表取締役)
※当日スケジュール・内容等は変更の可能性がございます。予めご了承下さい。
育成・採用・離職対策等、テーマ別にノウハウをまとめた資料が無料でダウンロードできます。
セミナーを随時開催しております。自律型組織をつくる方法や事例等をセミナーで学べます。
ご意見・ご相談や具体的なサービス内容・料金のお見積もり等、お気軽にお問い合わせください。