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社員の心を動かす話し方講座

毎朝の朝礼スピーチはいつも戦場です。参加しているスタッフに一生懸命に自分の想いを伝えたいのに、伝わらない。
そういう悩みを世の中の「責任者」という方はいつもお持ちかと思います。

そこで今回は、社員の心を響かす話し方のコツや秘訣をお伝えします。

目次

今回の記事の意図

まずは1点だけご了承いただければと思うのは、スピーチにおいては、「内容(ネタ)」と「構成」がとても大切です。
どのようなテーマをもとに、どの順番で話すのかが社員さんの心に響くかどうかに大きく関わってきます。

ただし、弊社が日頃、多くの経営者・管理職の方々のスピーチを見ていると、内容はとてもいいのに話し方に自信を持てずに「社員に響いていない」ということが多いです。

そこで、今回はネタや話の構成の作り方とは別に「どのように話したらいいのか?」というスピーチにおける話し方に特化して9つのポイントをお伝えしていきます。

※朝礼スピーチのネタの選び方については下記のページをご覧ください。

朝礼で困らない。使えるスピーチネタの探し方

1.スピーチにタイトルをつける

よくスピーチのコツとして「結論から話す」や「ホールパート法(結論→その詳細→もう一度結論と話す)」などが挙げられます。

シンプルに、ご自身が話す時に「本日は○○ということについて話します」とスピーチのタイトルをお伝えすることです。

これを先に伝えておけば、聞き手も話し手も「何についての話なのか?」を最初に明確になるので、よくありがちな「話しているうちに、何が言いたいのかわからなくなった」ということを防げます。

2.手は組まない。胸より上に持っていく

スピーチの本には「ボディーランゲージを意識していきましょう!」と紹介されます。
ただ、スピーチの困っている側としては「それはわかっているけど、できないんですよ」と思うのではないでしょうか?

そのため、これだけ覚えておいてください

「手は組まない。胸より上に持っていく」

スピーチをしているとどうしても緊張します。それは痛いほどわかります。
その防衛反応として前や後ろに「手を組んでしまう」のです。

このようなイメージです。

ただ、ここからボディーランゲージをしようとすると、手を組み外すという動作が入り、「手を動かす」という障壁が急激に上がってしまいます。

だから、初めから手を胸の前に持っていけば、意識せずともボディーランゲージができるようになります。
最初は少し不恰好に思えても、慣れるとここぞという時に身体を使えるようになります。

3.“ストーリー”で話す

少しだけ内容に触れますが、スピーチをする時は、「ストーリー/エピソード」で話すことを意識してみましょう。

人は正論ではなかなか心が動きません。
分かりやすい例えや自分の経験談を追加することで、聞き手から共感を得やすくなります。

※詳細はこちらをご覧ください

「朝礼で困らない。使えるスピーチネタの探し方」

4.最後のまとめでは、主語を「我々/私たち」に

締めの言葉・まとめの時は、必ず主語を「我々/私たち」にして言ってみましょう。

朝礼のスピーチでは聞き手は受身になりがちです。自分の話や誰かの話をしているだけでは「よし、頑張ろう!」とはなりにくいです。

だからこそ、「我々/私たちも○○をしていきましょう!」と締めると、主張が強くなり「何を伝えたかったのか?」を明確になります。

5.聞き手の目、もしくは眉間を見る

とてもありきたりですが、「聞き手の目を見る」。これを実施している時としていない時では聞き手の「聞こう」とする姿勢がまるで違います。

ただ、「そんな人の目なんて見られないよ」と思う方々も多くいらっしゃると思います。そんな時は、相手の目と目の間の「眉間」や「鼻」をボンヤリでもいいので、見てみましょう。
それでも難しい場合は、聞き手の「口」でも大丈夫です。

朝礼では、一対一の対話と違って、一対多であるため、聞き手との距離があります。なので、なるべく聞き手に「あなたたちに伝えている」ことが伝わるように目を(もしくはその周辺)見ることで、聞き手としては「自分に伝えられている」と思いやすくなります。

6.ここぞという時は、2秒黙る

少し裏技のテクニックを紹介します。

朝礼で話をしていると、だんだん自分も頭が混乱してきて、言葉に詰まる時も出てきます。

そんな時の解決方法は、

「2秒間、黙りましょう」

特に、大切なことを伝えたい場合には、この方法はとても効果的です。

「抑揚をつけましょう」と本ではよく言われますが、その抑揚をどうつけたらいいのがわからないから悩みます。それであれば、

意図的に「黙る」。

これだけで今まで流れるように聞いていた聞き手が、「あれ?」と思い、一瞬にしてグッと話に惹き付けられます。

話し手はその後に頭と心を落ち着かせて、ゆっくり間を置いて、再び話し始めればいいです。

1秒では効果が薄いので、焦ってきた時・ここぞっという時は、2秒以上黙ってみましょう。

7.聞き手の味方をつける

色々と話し方のコツをお伝えしてきましたが、最も効果があるのは「発表時に、良い聞き手にいてもらうこと」です。

なぜ、世の中の多くの方々がスピーチが苦手意識を持っているのか?それは「聞き手につまらなさそうに聞かれた経験があるからです。」?

全員が下を向き、自分の話を聞いていたら、どんな方でも自信を持って話すことは難しいでしょう。

だから、まずは自分の話を「うんうん」と笑顔でうなずいて聞いてくれる味方を増やしてみましょう。

まずは、信頼できる部下や仲の良い同僚などに「朝礼発表に自信がないから手伝ってほしい」と背景を伝えて、協力を仰いでみましょう。

一人がそのような動きができると、自然とその輪は広がっていきます。
もちろんまずは、あなたご自身が参加者の方々の発表について最高の聞き方で話を聞けているかが一番大切です。

弊社が13年間毎日朝礼を続ける中で見えてきた話し方のコツをすぐに実践できるものだけを集めて、まとめてみました。

ただし、前提として朝礼でのスピーチは、発表者だけが作るものではなく、聞き手も含めた全員で作るものです。

朝一番から社員が笑顔になる朝礼を、皆で作ることで明るい職場を作ることができます。
ぜひ朝礼や組織風土にご興味がある方はぜひこちらのページをご覧ください

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